リーマンライフハック

悩める30~40代の男性に向けて、東証一部上場企業に勤めるサラリーマンが書くブログ

IT・デジタル化で「次に来る波」はWeb地図だろうという予測

久しぶりにIT・デジタル系の話。

 

 

 

Web地図って何?

Google Mapって使ったことありますか?

凄いですよね?

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詳細な地図をグリグルスマホ上でいじれる。

画期的です。

 

最近、地図が「Web化」していってます。

紙バージョンが減っていってるんですね。

 

しかし、地図そのものが不人気かというと、そうではありません。

地図を扱う会社の売上高はガンガン上がっていってます。Web地図の方が売れに売れまくっているためです。地図自体の需要は変わっていない・・・いや、昔よりも移動頻度が増えたため、むしろニーズが高まっているといった方がいいのかもしれません。 

 

日本で「地図」というとゼンリンか昭文社(まっぷる)です。両者のIR情報を見てみましょう。

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図:昭文社IR情報より

地図の売上半端ないです。25%増だと・・・

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図:ゼンリンIR情報より

こちらもGIS(地図情報)の売上高がバツグンに伸びています。流れが来ていることは間違いなさそうです。

じゃあ、地図情報って何でしょうか?

全ては地図情報に詰まっている

国土地理院によると、Google Mapsみたいな「地図情報システム」とは下記のことを指すそうです。GISってやつですね。ジスとかジーアイエスとか呼ばれてるもの。

地理情報システム(GIS:Geographic Information System)は、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術である。

阪神・淡路大震災あたりから、BCP(災害対策)で必須とされ、地図上の情報管理ニーズが高まってきたという経緯があります。そのニーズ勃興とIT化の進展によって、2010年台に地図と各種情報を組み合わせるIT技術が発展しました。

 

そんな色々な情報を掛け合わせる技術を「地理空間情報」と言います。

地理空間情報とは、空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報(位置情報)とそれに関連付けられた様々な事象に関する情報、もしくは位置情報のみからなる情報をいう。地理空間情報には、地域における自然、災害、社会経済活動など特定のテーマについての状況を表現する土地利用図、地質図、ハザードマップ等の主題図、都市計画図、地形図、地名情報、台帳情報、統計情報、空中写真、衛星画像等の多様な情報がある。

地図情報の本質は情報の可視化です。

 

地図情報システムを使えば、マーケティングもすぐできます。

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こんな感じです。こちらはESRI社の「地域別貯蓄高」情報です。

あなたの会社は、マーケティング情報をエクセルで管理したりしてませんか?

もう、そんな時代じゃないです。

やってるとしたら時代遅れ。

AIとかIT化とかいう前に無料版を見ろと。

過去、大企業は「企業トップがITに詳しくないため、IT化を無理やり押し進めることが流行っている」という記事を書きました。

しかし、自社で莫大な金をかけてAI・IT化をする前に、周りには実は沢山の無料アプリケーションが存在するということを理解しましょう。

下記のオススメアプリはほんの一例です。世の中には用途別に大量の無料アプリがあります。というか、マニア・オタクが多いんですね。

 

ちなみに、ESRI社やゼンリン社など、地図メーカーが多数ありますが、他のITシステムと違って、地図情報システムは開発費が安いのが特徴だと思います。元データ(マップ)はあるからね。そこに自社の情報を載せるだけですから。

 

だからこそ、社長から「予算少ないんだけど何かIT化しろ!」と言われたら、地図情報システムを構築することをオススメします。

 

マーケティングでも、サプライチェーンマネジメントでも、災害対策でも、なんでもできます。だって、リアルを地図にのせただけだもん。それを静的・動的に解析するだけですから。

むしろ、ITシステムが整ってきて、サーバーとかメモリとか安くなってきて、ネットワークインフラも発展してきている21世紀だからこそ、安価に、すばらしいシステムができるのだと思います。

 

また、社内のイントラに限ってシステム構築する必要はないと思います。むしろ社外からもアクセスできるようにした方が便利なはずです。(IoTとかのたまってるなら特に)

いわゆる「Web地図」ですね。

 

今後、マーケティング分析や生産マネジメントの分野で、Web地図が波に乗ってくるだろうと思われます。

 

  • 商社や石油会社だったら、船便の管理をして、為替にあったリスクを計算する。
  • メーカーなら、サプライチェーンマネジメントで原材料の届き具合と、販売先へのトラック配送状況を管理する。
  • 小売業なら、住んでいる人の年収や属性から、どの地域に出店し、どのようなプロモーションを打てばいいのかマーケティング戦略に使える。

 

考えられる使い方は無限にあります。

オススメのアプリ 

最後に、おもしろオススメアプリを紹介します。

はんけい(地図を使って半径を調べるサイト)

半径を入力すると、どこからどこまでの範囲なのかすぐわかるサイトです。私の個人的なお気に入り。ミサイル被害範囲からマーケティングまで、簡易に使えて便利ですよ。

クライシスレスポンス

こちらも災害対策用。どこに避難所があるの?っていうのをすぐ教えてくれます。北朝鮮で騒ぐ前に全社員にこれを見せとけと。 

Kaspersky Cyberthreat real-time map

サイバー攻撃ならこういったものもあります。

Flightradar24.com - Live flight tracker!

フライトレーダー。飛行機の各便がいつどこに飛んでいるのか分かります。これ、オタクが飛行機の電波をジャックして自作でオート追跡&地図化させてます。凄い。

鉄道Now

鉄道ナウ。こちらも電車がいつどこに走っているのか分かります。「電車が遅延しているらしい」というとき、自分の乗りたい電車がどこで止まってしまっているのかすぐに分かります。ひまつぶしにもってこい。コチラも鉄道オタクが自作で作ったらしいです。

 

今日は以上!